
- August 1, 2019
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オオヤコーヒ焙煎所
白浜日記(8月1日UP)
南紀白浜と言えば関西っ子には馴染深い土地で、やれ海水浴だ、湯治だ、
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5月
庭の草刈り開始、
クタクタで温泉へ。
白良浜湯近くの居酒屋長久酒場へ。
観光ホテル、大規模駐車場付きお食事処が林立するエリアにここだけは昔のまんま風に新しく建てられたお店で期待薄であったが、美味い店である。斜め読みを反省。ウツボの唐揚げ、この土地独特のツマミとのこと。珍味とはこういうものだと再確認。鯨網焼き、自分で焼くのだが、焼かずに食べるととても美味しい。リベラリストなのだけれど、鯨って美味しい。
お店全てがシンプルで明解な長久酒場は居やすくて帰りやすい居酒屋の本質を持つお店。
6月
別荘?到着。 5月に手で刈った草が早くもボウボウ。ただ先月、家を覆う雑木の整備をしたので、敷地全体に光が入り、そう酷くは見えない。(今回は草刈機がある心の余裕も手伝って、前向きなのである。)
海の街の光は格別で、風景の欠点を美しさに変えてしまう。白浜の光は、大阪の人情深さ、奈良、三重の山間地の自然の厳しさが混ざった光で、何もかもを、真面目な冗談のように映し出す。もしコニーアイランドが、懐かしむ心により、その詩的価値を支えられているのなら、こう言った地勢的詩力とでも言うモノで、白浜という街をいつまでもみていたいものである。
そういえば、今回の滞在でjijiちゃんが子供の頃から通ってる、おうどん屋さんに連れて行ってくれた。この店も、この街の光に映し出された店で、何も気にならない清潔な味、仕事の為に昔から整理整頓された店内、おうどん屋さん以上でも以下でもないお店の対応、僕らの白浜スタンドは、そんなお店の後を追いかけ、白浜の詩的光に照らされたいものである。
そんでふさわしい仕事をしていきたいと、本日も別荘内清掃、敷地内整備から行ってみよう!
いきなり草刈機不調。草刈り、枝払い、手作業、先月と同じ事を同じタイミングで思い、考える。同じ人生を2度地獄!
労働の後、温泉天国。本日は崎の湯!
波がかかる程の海に面した、全露天外湯、一見観光目的商業風呂の様で、内実、案外地元利用が多い。本日は波が高く、一番海に面した風呂は閉鎖。それでもこっちの湯船に波飛沫がかかる。
お風呂を出て、すぐソコの温泉卵屋に行く。亀のかたちをした湯船に、卵が入っており、そこに温泉が掛け流され、温泉卵が茹だっている店。ここには温泉卵とビールしか無かったような記憶。そうあって欲しい店である。そういえばここ以外に、温泉卵屋を見ない。何で?
夕食、先月見つけた銀座通り近くの丸安食堂。白浜の夜の1つのパターンで、酔っ払っていないとギリギリアウトの店が多いが、ここはトータル余裕でセーフ。ただよそ者はその地の試合運びに経験不足でフルタイム、9回裏満塁ツーストライク、スリーボール状態での晩餐は本日労働のため御免被りたい。
で色々レポかけて居酒屋「まある」に決定!観光客が立ち寄らない路地の奥に何でもないお店。ここ?と拍子抜けしたが刺身が上手でとても美味しかった。その他のお料理も上手。旅行にて目でも食べたいと思うので中々入らないタイプの店。でも最近はどこでも目で決めたお店はことごとく失敗。時代?時代なのか!
レクチャー
今回は精製法、素晴らしい農業を抱く和歌山ではコーヒー豆のプロセッシングと味の違いは良く理解さてた感じ。なんか近い人々にコーヒーの事話すのはとてもたのしいのである。
クラス終了後、オオヤコーヒーとjijiのスカーフプロジェクトのミーティング、なんかjijiちゃんの仕事スタンスを聞いてるとドーサを思い出す、褒め過ぎだ!
で件のうどん屋、この地でココに通い続けた人の服、そんな想像をしてしまう。jijiオリジナルのリネンタオルを仕入れる。半分はcoffeeと刺繍をお願いする。近日発売!
7月
刻一刻と白浜スタンドのオープンオープが近づいてくる。

朝食以外のエスプレッソは我々の普段のエスプレッソブレンドなの
8月1日
jijiさんとPole Poleさんが1ヶ月のみの営業のオープン祝いにくれたバラです。喫茶店の内装ではバラは1本50万ぐらいの値打ちあり!
白浜のお友達に心より感謝します。
8月5日
白浜にて使い捨てカップでの仕事中石川君のグラスにアイスコーヒー、ラテを入れる、ホットする。先日中本純也君と話した作り手の手の痕跡の話しを思い、考えるのである。