オオヤコーヒ焙煎所 / KAFE工船 / カフェゲバ / 白浜STAND! | 京都 / 倉敷 / 白浜 自家焙煎コーヒー専門店

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  • 検証 エアロプレス ※検証まとめました。
  • 2020年7月31日金曜日
  • PostedSTUDY!!コーヒーにまつわるあれこれ

検証 エアロプレス ※検証まとめました。

検証のテーマ▶エアロプレスとは、COFFEEムーブメントへの参加より、楽しいアウトドアのために開発された道具です。アウトドアとは不自由を楽しむ事でもあるので、エアロプレスには完璧なCOFFEE作りが担保されていません。しかし、完璧なモノを作る非公式メソッドがインドアに開発され世界に溢れています。
例えばこの様なコトが文化的と言うのだと思います。
私たちもそれに習い、エアロプレスの可能性を追求します。
みなさんも自由な調理器具を手に入れて、来る外出自粛要請にファンキーでストリートに備えて下さい。


各員の検証項目は以下の通り。

①セト…デミタスコーヒー
②クロタキ(ヨッピー)…カフェオレ
③西田…アイスコーヒー
④吉田a.k.aマーボー…フリースタイル


キャプテン総括

コーヒー液の抽出とは焙煎豆に対する湯の濃度差と温度差による結果で、抽出による味のコントロールとは焙煎豆の選択、コーヒー粉の量、コーヒー粉の細かさ、湯温、調理時間のバランスの事でありどの様な道具を使ってもこれらの作用以外は起こらないのである。エアロプレスで、メーカー推奨メソッドの逆を行うのは(インバート方式と言います。)調理時間のコントロールで、ドリップで言うところの搾り作業の変換です。
※インバート式は、ひっくり返した状態で粉とお湯を淹れます。
最後にピストンでコーヒー粉を押しきるか、押しきらないかの選択は、搾りのヤメ時の選択の変換です。
※押し切る場合。(絞りを強くする場合)
※押し切らない(絞りを弱くする場合)
その他粉量、粉の細かさ、湯温、湯量等は検証の通り、通常ドリップに基づいています。

〇エアロプレスでのデミタス コーヒー豆の量:20g、粉の細かさ:粗め、湯量:100cc、湯温80℃、蒸らし時間3分

瀬戸コメント※デミタスのような濃度の濃いコーヒーは、スムーズな口当たりで旨味がしっかりしていることが重要です。粉とお湯を混ぜてからの漬け込み時間がより良い結果を出すことが解りました。今回の検証では3分の漬け込み時間ですが、5分までは伸ばせそうです。雑味を出さないように押し切らないのがポイントです。

〇エアロプレスでのカフェオレ コーヒー豆の量:20g、粉の細かさ:最細、湯量:50cc、湯温:100℃、ミルクの量:180cc、ミルクの温度:65℃

ヨッピーコメント※カフェオレの場合、ミルクにしっかりとコーヒーが発揮するように作る必要があります。そのため、粉は細かく、湯温は高く、漬け込み時間を長くとる必要があります。これはどんなドリップ方法でもカフェオレを作る際には必要な原則です。湯温100℃の場合、漬け込み時間をあまり長くとると、時間経過の味のダメージが著しい。より最適な味わいにするには、豆の量を30gに増やす、粉の細かさ最細、湯量50cc、湯温90cc、漬け込み時間3分で押し切るのがより良い設定だと考えます。

〇エアロプレスでアイスコーヒー コーヒー豆の量:30g、挽き目:4(粗め)、湯量:50cc、湯温:95℃、漬け込み時間:5分

西田コメント※濃いコーヒを抽出するために、粉を多くしお湯を減らす。やはりお湯を入れると、ほとんど粉が吸ってしまった。空気圧では全くコーヒー液が出なかったので、完全に押して絞り出す。抽出量は15ccと少なく、見た目も濃い色をしています。
この濃いコーヒーを氷水に注ぎ、軽く混ぜる。
今断然コクが出て甘さもしっかりあり、濃いけどゴクゴク飲め、後味もすっきりしました。
面白い発見はピストンを下げるスピードを早める(強く押す)とコーヒー濃度は薄くなってゆく等、道具の持つ構造に対する法則が有る事で、抽出中の気づきや準備段階の不足をフォロー出来る事、ピストンによる弱圧力抽出のためコーヒー抽出適正水以外のもの、例えば超硬水、ミルク、果汁などによる抽出の可能性がある事では無いか。
エアロプレス検証を通じ我々は、各抽出道具をより理解し、決して道具の構造が故の作業に美味しさを委ねる事なく、上記のコーヒー豆からコーヒー液までの基本メソッドがより適正に各道具に適応出来ているかに注意を払うべきであると結論します。

 

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