
- 2025年4月1日火曜日
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FACTORY KAFE工船
円盤のレコード寄席 VOL.1
もし、「レコード=音楽」と思いつくあなた!それは誤解です。
レコードと言われる物質が存在する理由、その製造から聞く人の心理や、世界のパワーバランスからお茶の間の興味等までをレコードと捉えると、アーティストのメッセージや田口さんの言いたいことを通り越した客観的真実が聞こえ、見えます。
社会を構成する、ほぼ全てのモノやコトの極地 “レコード”の存在は、笑い、恐怖、好奇心を構造として、あなたの思い当たるフシを刺激することでしょう。
“寄席”と銘打ってますが、芸にしては客観的で、学問としては冗談が過ぎる。
リベラルアーツとはこの「レコード寄席」の事。
言い過ぎると、表現の向かうべき所、思考の正しい崩壊方法、極限の暇つぶし、有意味と無意味の分水嶺。と言った感じの知識のシャワーを浴びて、大いなる暇つぶしはどうでしょう?
オオヤ ミノル
4月23日(水)当日は、13:00〜本(半月舎)とレコード(円盤)の販売をいたします!こちらは、ご予約なしでもお越しいただけます。トークに来れない方も是非お越しください。
●レコード寄席とは?● 田口史人さんより
日本のレコード文化はかなり特殊だと思います。
レコードが音楽を楽しむためのメディアだと考えたら、こんな無駄
ペラペラのソノシート、チラシのようなフォノカード、
レコードの制作費用も、その時代の生活水準に照らし合わせたら、
確かなのは、レコードは記録メディアとして、
デジタル・データの時代になった現在失われてしまったのは、正に
レコードは触れます、見れます、聞けます、匂います、
というわけで、レコード寄席Vol.1は、
↑画像は、この年のレコードの象徴的な2枚。ボアダムスのソウルディスチャージ99と美空ひばりの川の流れのように。
円盤のレコード寄席VOL.1 〜レコード最後の日〜
4月23日(水) 19:00〜(開場18:30) at FACTORY KAFE工船
参加費 ¥2,000 (+1ドリンクオーダー)
また1989年はアナログ最後の年であると同時に、
PROFILE 田口史人(たぐち ふみひと)
1967年神奈川県横浜市生まれ。滋賀県彦根市在住。
レコード店円盤店主。(山の湯アドレスリンク)
[お仕事]
音楽レーベル「円盤」
CD、レコードを350タイトルほど制作。
出版の「リクロ舎」
書籍30冊ほどを企画出版。
[執筆業]
1990年頃より音楽ライターとしてのキャリアスタート。
[その他]
各レコード会社での旧音源復刻、200タイトル。
レコード寄席にて全国を回っている。
[受賞]
田口 史人のレコード寄席〜「昭和の校長先生」編(長野SBC制作) 2022年度民放連賞ラジオ教養部門最優秀賞、ギャラクシー賞選奨を受賞。
著作 多数 田口史人の本で検索の通り。