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  • 円盤のレコード寄席 VOL.3
  • 2025年6月12日木曜日
  • PostedKAFE KOSENFACTORY KAFE工船

円盤のレコード寄席 VOL.3

沖縄現地盤レコードの世界” Vol.3

2025年7月9日(水)
開場:18:30 開演:19:00〜
開催場所:京都FACTORY KAFE工船
ゲスト:田口史人
会費:¥2,000(税込)/1人※+ドリンク代
定員25名
※定員に達し次第ご予約受付終了とさせていただきます、ご了承ください。

ご予約はこちら!
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScstsL8VqjGieWndl03Kq97fV_OR7lXXupzuO3ONhtZeJ6tDw/viewform?usp=header


第3回目の題目は ”沖縄現地盤レコードの世界”

 

ローカル盤天国沖縄。ジャマイカ、ハワイと並ぶ島の音楽を島で作り島で消化するローカル盤の夢の島。しかし、その歴史は思い描く「島の歌」の歴史とは違った”自由さ”と”したたかさ”が見えてきます。だからこそ生まれた心震える名盤と共に、そこから失われていった「何か」を探ります。沖縄レコードの歴史は、我々が「音楽を作り、人に手渡す」ために絶対的に重要な何か、その核心があらわれていると思います。

↓YOUTUBEにて、簡単なレコード寄席の紹介動画を公開しております。是非ご覧ください。


もし、「レコード=音楽」と思いつくあなた!それは誤解です。
レコードと言われる物質が存在する理由、その製造から聞く人の心理や、世界のパワーバランスからお茶の間の興味等までをレコードと捉えると、アーティストのメッセージや田口さんの言いたいことを通り越した客観的真実が聞こえ、見えます。
社会を構成する、ほぼ全てのモノやコトの極地  “レコード”の存在は、笑い、恐怖、好奇心を構造として、あなたの思い当たるフシを刺激することでしょう。
“寄席”と銘打ってますが、芸にしては客観的で、学問としては冗談が過ぎる。
リベラルアーツとはこの「レコード寄席」の事。
言い過ぎると、表現の向かうべき所、思考の正しい崩壊方法、極限の暇つぶし、有意味と無意味の分水嶺。と言った感じの知識のシャワーを浴びて、大いなる暇つぶしはどうでしょう?

●レコード寄席とは?● 田口史人さんより

日本のレコード文化はかなり特殊だと思います。
レコードが音楽を楽しむためのメディアだと考えたら、こんな無駄なことを徹底してやっている国は他にありません。
ペラペラのソノシート、チラシのようなフォノカード、豪勢にすぎるピクチャーレコードなど、音の記録という意味ではあまり効果的ではない多様な形態を開発し、たったの2曲しか入らないシングル盤を無数に作り、しかもそれにいちいちジャケットを添付しているというのも日本独特の現象です。
レコードの制作費用も、その時代の生活水準に照らし合わせたら、現在のCDと比較してみれば、とんでもない高価なものであったはずです。にも関わらず、レコードは選ばれた人間やお金持ちだけが作っていたわけではなく、あまたの生活者が無数に制作し、家庭内に普通に存在していたのです。これはいったいどういうことなのでしょうか。正直なところ、これが僕にも未だに大きな謎なのです。
確かなのは、レコードは記録メディアとして、つまり実用品として使用されていたのではなく、レコードという存在自体が国民に愛されていた、ということです。音楽を聞く目的以外に作られた無数のレコードや、大量のポータブル・レコード・プレイヤー、さらにはジャケットに刻まれた思いや、果ては所有者がレコードに残した痕跡など、たくさんのレコードに触れていて確かに感じられるのは、レコードという「物」に対する当時の人々の親しみです。レコードへの愛情だとか大袈裟な言い方をすると見失ってしまいそうなくらい自然な、まるで家族のように、そこにあって当然の親しみの情です。
デジタル・データの時代になった現在失われてしまったのは、正にこの自然な「物」に対する親しみと、安く、便利になったことで完全に失われてしまった、「物にありったけの自分の気持ちを込める」という姿勢です。レコードは、それがどんな形をしていようとも、簡単に作ることなどできはしない、プロフェッショナルの技術も必ずやどこかに生きていて、素人だろうと、プロの音楽家だろうと、本気の気持ちを込めて作っているからこそ受け止めて楽しめる、心をわくわくさせてくれる「物」たちなのです。
レコードは触れます、見れます、聞けます、匂います、そうして体感すれば映画なみのストーリーすら見えてきます。生き生きした生活者と、そこに関わった町の人々の姿すら見えてきます。レコード寄席ではそんなレコードの世界の実態を少しずつ覗いていこうと思っています。

円盤のレコード寄席VOL.2 〜擬似体験ビートルズショック〜

7月9日(水) 19:00〜(開場18:30) at FACTORY KAFE工船

参加費 ¥2,000 (+1ドリンクオーダー)




 


PROFILE 田口史人(たぐち  ふみひと)
1967年神奈川県横浜市生まれ。滋賀県彦根市在住。
レコード店円盤店主。(山の湯アドレスリンク)
[お仕事]
音楽レーベル「円盤」
CD、レコードを350タイトルほど制作。
出版の「リクロ舎」
書籍30冊ほどを企画出版。
[執筆業]
1990年頃より音楽ライターとしてのキャリアスタート。
[その他]
各レコード会社での旧音源復刻、200タイトル。
レコード寄席にて全国を回っている。
[受賞]
田口 史人のレコード寄席〜「昭和の校長先生」編(長野SBC制作) 2022年度民放連賞ラジオ教養部門最優秀賞、ギャラクシー賞選奨を受賞。
著作 多数 田口史人の本で検索の通り。

 

ご予約定員25名です。
定員に達し次第ご予約受付終了とさせていただきます、ご了承ください。


ご予約はこちらのフォームから↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScstsL8VqjGieWndl03Kq97fV_OR7lXXupzuO3ONhtZeJ6tDw/viewform?usp=header

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KAFE KOSEN

  • FACTORY KAFE工船
  • OPEN 12時~21時まで
  • 定休日 火曜日
  • 〒602-0841
    京都府京都市上京区河原町通今出川下ル梶井町448 清和テナントハウス2F G号室
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