
- 2025年6月11日水曜日
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FACTORY KAFE工船
いま此処にある絵-明治から昭和初期の庶民画たち-vol.2
2023年に好評をいただきました、東京国立の「誰も知らない名画の店」コレノナの展示販売会を開催いたします。
一昨年、第一回目の展示では、コレノナ店主が居られるにも関わらず、何かに取り憑かれた様に絵を探すお客様が多いのに驚いた。
よく知っているが、もう忘れちゃった感覚を探す人達がいる場所は、とても善良でした。
そして善良とは、ホワイト社会において危険視される要素を多く含むモノです。
で、今会での僕達の提案は”額装”!
額装された危険は、インテリアとして秘密にしておく事が出来ます。
又、額装され美しくなった危険物は、社会に対する絶対個人の抑止力ともなります。
名も無き一枚の絵は、忘れちゃった感覚に火をつけるでしょう。
絵が生きて来た時間に寄り添う額装は、それを選んだちっぽけな1人を危険人物とするでしょう。
当店は、既に”キケン人物”とされる人の入店を一切お断りしております。
オオヤミノル
コレノナ島本さんコメント
今年も京都で絵を飾る機会をいただきました。
2回目となる今回も明治から昭和初期頃までの古い油彩画や水彩画、スケッチ、子供の絵などなど沢山お持ちいたします。
古道具屋の「背骨」さんによる、絵に合わせて制作された額縁もお楽しみいただけます。
「実はみんな額縁を探しているのかもしれない」というのが、ここ数年の気付きです。
プロフィール
島本有里 Shimamoto Ari
1989年 香川県小豆島生まれ。美術学校卒業後、古道具店での勤務を経て、2013年に東京都国立市に古道具店「コレノナ」を開店。
2018年に明治から昭和初期頃に描かれた古い絵を販売する現在の業態に変更した。
Instagram: @corenona
1989年 香川県小豆島生まれ。美術学校卒業後、古道具店での勤務を経て、2013年に東京都国立市に古道具店「コレノナ」を開店。
2018年に明治から昭和初期頃に描かれた古い絵を販売する現在の業態に変更した。
Instagram: @corenona

オオヤのコメントにもあったとおり、今回はご希望の方は額装を承ります。
セトも前回額装をお願いしたのだが、やはり名画は額に入れたほうが良い。
額は架空の窓である。なんでもないフツーの部屋に額のある絵を飾れば、そこは新しい世界の窓になるのだ。

風水でも何でもないのだが、なんだか嫌な場所や、暗い場所には、好きな絵を飾ると良いという。ベニスの薄暗い路地には必ずイエスさまのレリーフがあるように。

この絵を額装すると、

こうなるわけです。
コレノナの島本さんとタッグを組んでいるのは、誰も知らないタイニ―庭園美術館、東京高円寺にある古道具店「背骨」吉田さんです。古道具店なの?本当に古道具店、背骨は古道具店なんだろうか?インスタレーションじゃないの?
古道具というには、自分で作っているものが多すぎる、そんな古道具店背骨。
DIYというには、デガダンスな古道具背骨。
そんな背骨の吉田さんが絵にピッタリの額を作ってくれます。同じ絵が無いように、額もすべて1点ものです。
背骨さんのお店を一言で説明するのは、超難しいので、背骨さんのコーナーを別ページにて作成致しました。(動画みたらわかるはず。ホントだよ)
古道具 背骨さんのコーナーはコチラ