
- 2026年8月26日水曜日
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FACTORY KAFE工船
製菓のエチカ2 バタークリームのケーキ
今回の製菓のエチカは、バタークリームのケーキ。
子供の頃のクリスマスケーキは何だったんだ。
もちろん、テーマは引き続き、見えない材料「空気」である。
空気の扱い方を学び、空気を食べる。
しかも、コーヒーバタークリームのケーキ、別名ガトーモカです。
コーヒー屋のクセになのか、コーヒー屋だからか、私はコーヒーを使ったお菓子が好きじゃない。正直、オペラもティラミスも全然好きじゃない。
だって、大体インスタントコーヒーですもん。しかも、ケーキからコーヒーの味がしてしまったら、一体、我々は、なんの飲み物を飲むんだ!!
インスタントコーヒーに罪は無いのかもしれないが、コーヒーの最大の難点は酸化にある。
インスタントコーヒーはコーヒーの液体を乾燥させて顆粒にしている。
コーヒーは豆から液体になると、ぐっと酸化が早くなる。
酸化のスピードは、豆→粉→液体です。
本来の酸味がより酸っぱくなり、油分は変質して独特の匂いがしてしまう。
なんか、変な酸味と臭みがあるなって思いませんか?あれはコーヒーが酸化しているんです。コーヒーは粉になったら最後、あっというまに酸化してしまう飲み物なのだ。つまりケーキになっても酸化します。
有史以来、コーヒーの液体を長期保存しようと、数々の試行錯誤が行われてきたのだがあまり上手くいっていない。
違いの分かる男たちに愛されつつも、インスタント「で」良いという人は居ても、インスタント「が」良いと言う人は、一向に増えないまま。
インスタントってどういう意味?
手軽に簡単に。ということなら、そうなんでしょうねーって棒読みで思うのだ。
我らが製菓のエチカには手軽さなんて、必要ないのだ。
簡単さというのは、全てをくだらなくしてしまう。
簡単さは私たちから学習することを奪っていく。
この生成AIの時代だからこそいうが、単なるコーヒーの味のケーキが食べたいわけでは無いのだ。自己最高のコーヒーの味のケーキが食べたい。いや、作りたい。博子先生のレシピはコーヒー豆を細かく挽いて作るのだと言う。
ならば、焙煎家のメンツを賭けてガトーモカのためのコーヒーを作ってみたい。
ガトーモカなんていうカッコいい名前がついてるんだから。
コーヒーはかつて、モカって呼ばれていたんだよ。モカと言えば、エチオピアモカ。やってやろうじゃないの。ほんとうのモカコーヒーのケーキってやつを。
言うは良いけどできんのか?
オオヤには、コーヒーより、アプリコット入りのバタークリームのケーキが断然良い。コーヒーとも合うしね。ときっぱり言われたけど、不肖の弟子は相変わらず今年も言う事を聞かない。※注: クレアパ田中博子先生のレシピにはアプリコットのバタークリームのケーキという超おいしいケーキがあるのだ。
しかもアプリコットというのは、深ヤキのコーヒーとの相性が抜群で、一番自然に最高に美味しくコーヒーを生かせる組み合わせなのだ。
ちなみに教室では、インスタントコーヒーを使ったとしても美味しく作る方法について、今言ったことを翻すようなも解説します。
これが翻すようで、翻してないんだな。是非お楽しみに!
あと、9月10日の、昨年のレシピを読む会もよろしくね!テーマはジェノワーズ(スポンジケーキ)です。
ご予約はこちらから↓
●製菓のエチカ バタークリームのケーキ「ガトーモカ」
日時:9月8日又は9日
場所:ファクトリーカフェ工船
https://forms.gle/2EVeeHuP37EDxFc77
●製菓のエチカを読む会 ジェノワーズ生地
日時:9月10日 10時~12時
https://forms.gle/krzJrn4dymAMDEs79