NITRO challenge※検証まとめました。

ニトロチャレンジ(ニトロcoffeeを知る。)


ニトロコーヒーは2012年にアメリカにて開発されました。ニトロ(窒素)を充填したアイスコーヒーで、ギネスビールのようなきめ細かい泡が立つのが特徴です。窒素を使って劣化を長時間防止することが可能で、専用の樽とサーバーを使用します。


より良い泡立ちの条件

綺麗な泡立ちを実現するためには窒素の圧力を高圧に保つ必要があります。また液体自体(コーヒ)の濃度が濃いほど上へ上がろうとする泡と重い液体がぶつかりきめ細かい泡が作り出せます。

炭酸ガスの注入
炭酸ガスを追加で注入することにより、口の中に刺激が生まれ、全体として飲みやすく、キャッチーな味になります。しかし、時間を置くと炭酸ガスの抜けた、酸の味が強くなってしまいました。

コーヒーソーダVSニトロコーヒー
現段階ではオオヤコーヒオリジナルのコーヒソーダの方が味は断然上でした。
しかし、窒素充填による驚異的な劣化防止は、着目すべき点です。ハーブ等漬け込みをして味のコントロール、アレンジにより、美味しいニトロコーヒーができれば、長期の保存はもちろん、素早くお客様に提供することが可能になります。
今後は実際に液体にハーブ、柑橘の皮等を漬け込むアレンジの検証をしていきたいと思います。

今回検証の最終レシピ

窒素のみ
容器:3.5L加圧缶
コーヒー:3L(中深ヤキ・デミタス)
窒素:カートリッジ4本(8g)

窒素+炭酸
容器:3.5L加圧缶
コーヒー:3L(中深ヤキ・デミタス)
窒素:カートリッジ3本(6g)
炭酸:カートリッジ1本(7.8g)

コーヒはよく冷やし、窒素を充填後よく撹拌します。その後5分以上置いてからスタウトします。炭酸の場合は撹拌したのち炭酸を注入し、30分置いてからスタウトします。窒素はカップにもよりますが1〜3杯スタウトするごとに追加で注入する必要があります。